2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

明るさにヤラれた怪文書〜”堀江メール”の悲哀

平成18年2月16日、衆議院予算委員会で、火蓋が切られた”堀江メール”問題。ライブドアへの強制捜査、堀江貴文ら幹部の逮捕と電光石火な第一幕が終わり、「すわ!第二幕”カタストロフ(瓦解)”の章の始まりか!?」と思ったのも束の間。現在のところ幕間狂言に…

開き直らぬ潔さ(←”イサギヨサ”と読む、みたいですよ!!)

ネガティブ・ワードが、氾濫している。 鮮度が落ちた気もする「負け犬」しかり、今が旬なる「下流社会」しかり。言霊に霊験あらたかなる感度を持つ人間ならば、顔をしかめて禁忌する言葉だ。なんて、しかつめ顔してムキになると、嘲笑の的になってしまうとこ…

梅田望夫「ウェブ進化論」〜その三:表現狂時代の到来?

優しさの具体例ですが、キーワードは、総表現社会への希望です。総表現社会というのは、いつの時代に起こっても不思議のない社会であり、実際に起こっていたでしょう。しかし、インターネットの発達によって、伝達速度・空間が爆発的に向上した。アマチュア…

梅田望夫「ウェブ進化論」〜その二:バラ色の楽観主義

前回のつづきです。 本書が醸し出す、もう一つの「優しさ」について、考えてみましょう。本書は、オプティミズム(楽観主義)という優しさに満ち溢れているのです。いや、満ち溢れているというよりもオプティミズムが、根幹であり背骨となっています。そして…

春が来ました!

トリノの氷が融けました!荒川静香選手が、見事に金メダルを獲ったのです。「やったぜ!荒川、金メダル!!」。ようやくトリノオリンピックで、日本人初メダルです。 荒川選手。この間、紹介した時は、”黒豹のような”という表現をしましたが、今日の演技は、…

梅田望夫「ウェブ進化論」〜その一:優しさの在処

web2.0ってなんだろう? 小首を傾げて、「そうだ!ネットがあるよね!!」と大海に漕ぎ出してみて、こんな特集に出会ったのだけども、「スクロールして読んでも、よくわからないよ。困ったなあ・・・」という人に、優しくweb2.0なるものを教えてくれる入門書…

トリノの氷も融けるでしょう!!

氷雪吹きすさぶトリノ・オリンピック日本勢。いよいよ最後の牙城たるフィギュアスケート女子シングル決戦前夜ですね。明朝未明3:00から、まずはショート・プログラムの演技が始まります。ご存知のように、日本が世界に誇る”エース”浅田真央さんが、年齢制限…

氷の世界〜トリノに春は来るのかね??

寒いトリノ。 「アア、日本選手、惜しかった!残念!!」という悲しみの絶叫が日常茶飯事になっているトリノ・オリンピックです。そして、毎朝恒例のNHKニュース現地中継の「日本のみなさんッ!ブオンジョルノ〜〜!!」の明るい呼びかけが、日本の朝を寒く…

新居で御挨拶

真夜中に目が覚めたのもナニかの天啓であろうかね?と思い、しばらく前から考えていた"ブログ"の移転を実行することにしました。御覧の通り、爆心地跡のような惨状を呈していますが、徐々に整理して行きたいと思っています。また、旧居のブツについても、「…

ヒョウノウネクタイ

頭が猛烈に痛くて、結局、昼寝できなかった。風呂にゆっくりと瞑想するが如くにゆっくりと浸かる。風呂上りに、氷嚢をタオル(薄手の手拭い)に五個くらい入れて、首に巻いた。そのまま、洗濯物をたたんだり、夕食の支度をしたりして。その氷嚢が温くなった…

薬味のネット世界

寒い。薬味をたっぷりと入れたうどんを作って食べた。大根おろし、生姜、ネギ。とても身体が暖まった。けど、また寒い。寒い部屋の室温が15度で、普段に比べてより寒いわけではないのに、ということで熱がまだあるようだ。

永田メールメモ

7:30起床。風邪。食欲がなかったのだけど、なんとか食べた。熱が出ているようなので、薬を飲んで寝よう。"永田メール"が、なんだかおもしろそうだ。忘れないうちにメモしておこう。

JALスクランブル〜今、日本の空が燃えている!!!

ライブドア問題も第二幕への幕間の静けさなのか、どうもネタ切れ失速気味なワイドショー世界ですね。そこへ、降って湧いた天からの恵みが、日本航空(JAL)の内紛騒動。

テスト

アルプス ストレート100%ジュース 信州もも

浅田次郎「憑神」〜外因的ハードボイルド

エンターテイメントを書かせたら、居並ぶ者なき浅田ワールドである。彼のワールドにおいては、ジャンルがはっきりしている。本作品は、幕末物の系譜に連なり、この系譜においては、なんといっても「壬生義士伝」があまりに燦然と輝いており、本作品が小粒な…

 悲しきポータルサイト

※本エントリは、他で書いていたものを持ってきたものです(2006年7月12日)。■悲しきポータルサイト〜前編 ライブドアによる粉飾決算疑惑。 資金還流スキームの中心に、投資組合というブラック・ボックスが存在していたことが明らかになってきた(注1)。投…