トリノの氷も融けるでしょう!!


  氷雪吹きすさぶトリノ・オリンピック日本勢。いよいよ最後の牙城たるフィギュアスケート女子シングル決戦前夜ですね。明朝未明3:00から、まずはショート・プログラムの演技が始まります。ご存知のように、日本が世界に誇る”エース”浅田真央さんが、年齢制限ネッキングで出場できません・・・。


  今頃、オリンピック関係者は、頭を抱えてテレビ前で「ウンウン・・」嘆いていることだろうよ!!なんて斜めに考えてしまうと、良いことなさそうなので、前向きに考えてみました。

  出場したるは、個性豊かな三人娘さんです。まったりしっとり村主章枝さんに、安定感抜群の黒豹を思わせる荒川静香さん。そして、起死回生、汚名返上の安藤美姫さん。土壇場で、幻の四回転ジャンプを魅せるか!?・・・それぞれが、持ち味を持った三人さんです。


  

  中でも、私の一押しは、荒川静香選手です。今週月曜日発売の「AERA」の表紙を飾っていました。ちょこっと、怖いですが、怖いくらいがイイのかもしれません。記事から引用してみましょう。

フィギュアスケートは、試合のあとにショーを開く特殊なオリンピック種目だ。採点競技の中でも、ひときわ「見せる」要素が強いことの表れともいえる。選手は、試合を戦う競技者と、観客を魅了する美しい演技者とを追い求める。
「お客さんを盛り上げようとすると点数につながらない。勝つためなのか、見せるためなのか」(最後のセリフは荒川静香選手:けろやん注)


  眼光鋭く戦うべきか?美しく華麗に魅せるか?
  非常に悩ましい種目のようです。ただ闇雲に、敵を捻じ伏せるというわけにはいかず、かといって、観客(審判もかな?)に媚び売るだけでもダメで。美しくもありながら、まっしぐらに行くことができないというもどかしさ。

  とにもかくにも、ハツラツ三人娘さんたちには、がんばって欲しいと思います。

(本稿以上)