ヒョウノウネクタイ

  頭が猛烈に痛くて、結局、昼寝できなかった。風呂にゆっくりと瞑想するが如くにゆっくりと浸かる。風呂上りに、氷嚢をタオル(薄手の手拭い)に五個くらい入れて、首に巻いた。そのまま、洗濯物をたたんだり、夕食の支度をしたりして。その氷嚢が温くなったので、別の氷嚢をまた五個くらい同じく包み、今度は坊主頭に巻きつける。そのままの姿勢で、じっくりと作った豚汁で白米を食べた。大分、痛みが弱くなった。


  こういうことは、平日の夜、会社帰りなんかには、結構頻繁にあるのだけど、休日に起こったのは、記憶が無い。休みの日も、身体と頭が悪い意味での会社モードなのかもしれない。まあ、氷嚢の効果はテキメンということで、ヨシとしよう。


  読書。先日、ブックオフにて、"ナバロンの要塞"アリステア・マクリーンの本が大量に出ていた。ハヤカワノヴェルズという古臭いけどいい味を出しているシリーズだったので、これでもか!ってくらいに買い込んだ。しかし、読み始めてもどうも話に入っていけない。谷甲州「遙かなり神々の座」を無理矢理読み終えたところだったので、無理読みは辛い。しょうがなく、取って置いた荻原浩「あの日にドライブ」を読み始めた。どうか、満足な読了感でありますように!


  明日は、非常にヤッカイな会議で、非常にヤッカイな発表をしなければならない。大義を取るか、現場の満足度を取るか、小さな私の中では、天下分け目の戦い。私の立場は、現場の満足度を絶対死守。おそらく四面楚歌の状態になり、地団太踏むことになると思う。でもまあ、最後はドシャメシャに流れ、ウヤムヤなまま先送りになるのだろうけれども。と、まあ自分の中では大きなことだけど、世間はもちろん、会社はもちろん、部署においてもとても小さなことなんだ。
  しかし、なにしろ七時には家を出て、七時半から資料を簡単に作り、あとは戦略を練ることにしよう。もちろん、勝負ネクタイの赤ネクタイをしていかなくちゃな!!ちょっと糸がほつれているのが、気になるけどね・・・。