叫び声 

  テレビなんてシット!なものの存在を忘れ、それでも高校野球のコウの字は知ってはいたが、見る気も起こらぬ一日だったわけだが、凄い試合だったらしいな。けっ!青春しやがって。早稲田実業vs.駒大苫小牧。1-1の再試合って、凄いな(´・ω・`)

  とまあ、凹み、荒み、岩だらけの砂漠で苦悶していたこの二日な俺なのだが。結局、ヤルコトままならず。こういうときは、30幾年、ダボダボながらも生きてきた経験則に鑑みるに、シャキッダボッっと眠ってしまうに限る。文字通り現実逃避。束の間の逃避ではあるが、「夢の中へ」って曲もあるじゃん。しかし、夢の中まで、「探し物はなんですかい?見つけにくいモノですかい?」なんてな、歌声響かせるのは勘弁な。

夢の中へ ― ベストアルバム

夢の中へ ― ベストアルバム

  さて、真面目な話。夢への逃避を終えて、朝日が上る前に覚醒し、ヤルコトをやらなかった週末のヤルコトをこなそう。ブログなんぞじゃあなくて、書かなければならないことがある。すなわち俺の未来へのケジメ。ウジャラウジャラとまとわりつく、四年前の足かせから解き放たれる言葉を連ねること。それは決して、未練じゃない(多分)。俺は、俺という人間が一番好きだし、このところ「ちょっと嫌いなところもあったよねえ(´・ω・`)<ワルイケド」と俺の中の連れ合いが、俺に向かって呟くこともあった。心の中の連れ合いに、そげなこと言われて、ヘラヘラ生活してきた俺。いつまでもぬるま湯が、続くと妄信していたところへ、熱流の奔流。今更ながらにバカヤロウだ。

  さて、寝る。

(本稿以上)と、タイトルを書いて思い出した。探していた曲ではないが、最初に作った曲名は、「叫び声」だった。大江健三郎の「叫び声」を読んで、インスパされて書いた曲。これなんかは、カセットテープに保存してあるだろうなあ。若かりし頃の俺の声。叫んじゃ、いないけれどな。たしか。

叫び声 (講談社文芸文庫)

叫び声 (講談社文芸文庫)