ドッグなボイス

  焼けるような熱い風呂に浸かり、昨晩一人で飲んだ酒を抜いて、扇風機に当たっていると、青空と白雲はいつもと変わらすあるわけで。いちいち、腹ただしい私は、蝉くんの最後の鳴き声さえ鬱陶しく、音楽をかけようと思った。「こういう気分の時は、歪んだギターを聴くに限るな(´・ω・`)」と思い、選んだアルバム。

  カッケー!驚愕のギターだよね!!と思ったんだけど、ドッグ・ボイスがしきりに「シーズ・ゴーン!シーズ・ゴーン!」って叫んでる。いえ、彼女は、日産のゴーンだったよ!という意味ではなくてだな・・・。CDプレイヤーを蹴り壊したくなったが、やめた。俺は、思春期の男じゃない。イヤがオウでも齢30を越えたオトナであるから。

(本稿以上)