僕らは、みんなグループだ!

  さて、先のエントリで、歌田明弘氏に対して、

TBが届かなかった*1のでコメント欄に書こうと思ったのですが、コメントも反映されなかったようなので、こちらに、書こうとしたコメントを書いておきます。もちろん、システム的なタイムラグ等が原因かもしれませんので、アクセス規制をしていると主張しているわけではありません。ご不快がありましたら、お詫びします。

  とまあ、「ご不快がありましたら、お詫びします」と書いたのだけど、お詫びをする必要は無かったみたいですね。現時点で、歌田ブログにコメントが書けるか否かは知らない。だがしかし、私の一擲乾坤を賭したトラックバックを削除したので、お詫びは取り消し。*2

言論弾圧だお!!」


  さて、このことについては、別にどうでもいいのだが、現在の歌田ブログには、以下のようなコメントが残っている。歌田氏のコメントである。

中村厚一郎さん
こんにちは。
コメント欄は質問コーナーではないので、基本的にお答えはしません。また、グループで動いている方がいらっしゃるようなので、このコメント欄はこれ以後閲覧のみもしくは閉鎖する可能性があります。

  中村厚一郎という本名(?)よりもスポンタ中村、あるいはスポンタ氏のほうが、絶対的に知名度があるよねえ!というのは、私の単なる感想。気になるのは、

グループで動いている方がいらっしゃるようなの

  ふむふむ。考えるのは自由だし、野暮は言いません。しかし、どこかで、聞いたことがあるフレーズだなあ!って思ったね。

この問題に簡単に結論を付けることなどできない。なぜならそれは、松永氏だけの問題でも、アーレフ信者と被害者との問題でもなく、おそらく日本人全員の問題だからだ。

R30@火中の栗拾いツアー企画(魚拓)

一般社会も同じではないのか?
しかし実のところ、その認識の乏しさは、教団の外側にいるわれわれも同じようなものではないかと思う。

佐々木俊尚 @「ことのは」問題を考える(魚拓)

  どうも、デジャリズム研究会*3に集う面々は、ナニゴトも連れ立ったり、対峙するモノノケを連れ立たせることが好きなようだ。もしかすると、「デジタル・ジャーナリズム研究会」連続討論スタート」(魚拓)では、このグループメソッドを一所懸命に勉強しているのだろうかね?あるいは、このメソッドがデジャリズム研の”パンク・ムーブメント”(笑)なのだろうかね?と思った次第で。*4


  さて、実は、このことも皮肉交じりで述べたわけで、私にとって大した問題ではないのだよ。私が、問題だと危惧しているのは、先のエントリにも書いたが、引用提示しましょう。

歌田明弘氏は、紙媒体で、一連の騒動の一部分をかいつまんで紹介していること。そして、ネットで、起こっていることに対して、その一部をバイアスをかけて、記事にしているように思えること。部分的な言葉を、テクスト(周辺ブログのコメント欄を含む)を報じることなく、万人が読む雑誌に掲載したこと。それに対して、危惧を抱いているわけ

  歌田明弘氏が指摘する”グループ”構成員、全てがこの危惧を抱いているのか?あるいは、それが各人のプライオリティとなっているかは知らない。ただし、現時点における私には、これがファースト・プライオリティであることは事実。

  したがって、次号の週刊アスキーで、「なんか、怖いことだなあ。こんな薄っぺらなロジックで構築された言葉が広まったら、嫌だなあ」と強い懸念を抱いたときには、現実世界へ情報を発信する公器としての週刊アスキー編集部に(以下、語るも野暮なので略)。*5

(本稿以上)

*1:2006年6月4日、15:06分頃追記。ここで述べたTBは、http://d.hatena.ne.jp/keroyaning2/20060603/1149320406から飛ばそうとしたTB。文中にもあるが、歌田氏のエントリの本文を引用したので、礼儀?として飛ばそうとした。消されたTBは、http://d.hatena.ne.jp/keroyaning2/20060603/1149289614。一度は、届いたことは魚拓に残っている。「届かなかった理由」及び「削除された理由」は不明だが、その辺は、ブログ管理人の判断なので、別に拘りはありません。誤解が生じかねないので、念のため追記した次第です。15:13分頃、さらに追記。先ほどの追記を書いた後に、TBが「削除された」エントリを読み返してみたら、私の書いたエントリ中に、歌田氏のエントリへのリンクがなかった。私のTBが削除されたのはそれが理由かもしれない。あと別人からのTBも削除されているが、それはTBを届けようとしたのが私ではないので触れません。以上、ごちゃごちゃしてすみません。

*2:お詫びを取り消す前、すなわちトラックバックを消す前の魚拓は、「ジャーナリズム研究(1):歌田明弘氏の場合」http://d.hatena.ne.jp/keroyaning2/20060603/1149320406にある。

*3:2006年6月4日、15:24頃、ついでに追記。デジャリズム研究会とは、本文中にもある「デジタル・ジャーナリズム研究会」を私が勝手に略したもの。この追記は、別にどうでもいいことです^^

*4:歌田氏、R30氏、佐々木氏は、いずれもデジャリズム研究会出席者、らしい(ソース:ガ島通信)

*5:と、カッコつけたけど、次号のアスキーを読んで、気になるなあ、と思ったら一読者として、お便りするだけですけどね^^。