ばるぼら「教科書に載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」

  ポリティカル・コンパスで、我が身を計測したところ、

政治的な右・左度(保守・リベラル度) 2
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派) −3.3
あなたの分類は「保守左派」 です。

  と、なんとも中途半端な結果で、日和見な自分が見事表れていることに、ガッカリしてしまいました。そんな私が、政治経済を語るのは野暮の骨頂だと思い、無難に本の感想文でも書こうと改めて思い至った次第です。

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

  さて、ことのは騒動関係で、昔の掲示板の情報とかが発掘されることがあり、「これは、少し勉強しないと駄目だぞ(´・ω・`)!」と思い、読んだ本です。アングラな話が割りと多いですが、長い書名の最後に「歴史教科書」とあるように、各所に年表が挿入され、多少の前後はあるにしても、インターネットの歴史が編年体で記されています。

・・・というのがこれまでさんざん語られてきたインターネットの正史である。本書とは一切関係ない。

  と断じられて終わる「教科書にも載るニッポンのインターネットの歴史」の章も、素人の私には、結構面白く読めました。松永氏や他のよく見かける名前の方々も、STAFF and STUFFに名前を連ねていました。と、書くと生臭くなってしまうので、懐かしいサイトを紐解いてみました。

(最先端ロボット技術)
(最先端ロボット技術外伝)


(本稿以上)
※本書は、小さな活字のニ段組で、三段目に詳細な脚注が列記されている非常に、分量的にグッドな重みの本です。しかし、こういうネット解説本というのは、やはりオンライン上にあるべきものなのだろうなあ、とも思いました。年表フェチの私には、なによりも詳細な年表が嬉しかったものです。