残暑蝉

  ネット世界における類稀なる嫌われ者(失礼)黒崎さんが、旅に出て、Ereniさんという直球直拳の凍てつくような論客が消えて、今見たら、鮫島さんも居なくなっていた。

http://blog.livedoor.jp/soul_shadows/

  残暑に鳴く蝉。それは、すなわち馴れ合う居場所を無くしたコメンテータたちなのだろうかね?と思う。「トリル」であり、「私」であり、「noneco」。彼らは、かすかに苛立ち、拳の行き先を探しているように思う。

  彼らはアルファなブログにて、いっぱしの論客気取りであった。しかし、夏の終わりの今、彼らの姿は如何様であろうか?道の端にポロリ抜け殻。風の吹く間にフルフル揺れる。そして、雷雨、水の奔流。

  クソ暑い盛夏であるが、季節は残暑である。で、俺は蝉。

(本稿以上)

(2006/08/12 22:13)
(2006/08/12 22:14)