亀田興毅くん問題@週刊誌

  今週発売の週刊誌は、軒並み亀田くん問題が話題沸騰だろうな、と思っていたのですが、どうだったでしょうか。検証してみましょう。まず、7日(月)発売のAERAは「亀田を勝たせたかった〜「本家」WBAの懐事情」と題して、”疑惑の判定”の背後にWBAの影がある、と推測しています。引用しましょう。

ボクサーも各団体に分散している。人気のあるチャンピオンを一人でも傘下に取り込みたい状態。WBAにとって亀田のような人気ボクサーが王者になることは悪い話ではないでしょう」(前田衷ワールド・ボクシング編集長)

  言われてみると得をするのは、放映権を有するTBSだけでなく、WBAもしかりですね。でも、記事としては、1ページだけで、深く論を展開しているわけではありません。

  次に、8日(火)発売の週刊文春。7ページの特集を組んでいます。題して、「亀田興毅「汚れた闘拳」」。対戦相手のランダエタ選手のインタビュー、あるいは韓国人ジャッジのインタビューが、掲載されているのが売りですね。また、「協栄ジム「疑惑の世界戦史」」という小見出しがあり、”薬物オレンジ事件”の話が、展開されています。

  しかし、そのような相手選手、あるいはジャッジへの取材を抜かしてみると、ネット上の数多ある亀田くん問題エントリ、あるいはまとめサイト(動画付き)ほどの深みある考察がないような気がします。今回の亀田くん問題で、ネットの力の大きさを感じ入った次第です。今後は、このようなケースが増えてくるのではないかな。

  もちろん、前提として世間の耳目を集める問題であることが必要ですね。なぜかというと、ブログ書きやまとめ人がたくさん出てくることで、総体としてネットの力が大きくなることが必要でしょうから。そして、そのような問題で、週刊誌等の媒体のアドバンテージは、「取材」するということだけだと思います。アドバンテージというより、生命線でしょうかね。

  私にとって、勉強になった亀田くん問題でした。

参考:
亀田興毅 VS ランダエタ まとめ

木走日記 - テレビのピエロ・亀田興毅?TBSが仕掛けたワイドショー化戦略と便乗するプロモートビジネス

BigBang: クソガキの覗き込んだ奈落-----亀田戦に想う   
  これは、ちょっとBigBangさんらしからぬ現状認識の甘さが出ている気がします。とエラそうに書く私は、後だしじゃんけんポンな人間なのですが(´・ω・`)・・・

亀田を超えるレスラーは今後30年は出てこない

亀田戦がヤラセと騒ぐ奴はテレビを見なければ良いのに
亀田、今夏世界王者へ!(もちろん八百長) ←これは、本年五月の予想です。凄いですね。
(本稿以上)