聖典を引用するのはもったいないが・・・

  思いついたことを忘れないうちに書いておこう。

月夜の汐路

  いや、聖典というのは、「黒崎夜話」ではなくて、後に引用する本だよ(´・ω・`)・・・さて、黒崎さんは語る。

つまり、それが男だとして、ダンディな奴は一人もいなかったのではないか。

  ふむ。いや、エロい人に便乗とか、「グループで動いている方がいらっしゃるようなの」だからではなく、同感した。


  自分の言葉で書こう。登場人物が、皆一様に、貧乏臭いんだ。貧乏じゃなくて、”貧乏臭い”。貧乏臭いってどういう有様かというと、例えば、窓を開ければ風通しがイイ部屋なのに締め切って冷房をガンガン入れる様子。例えば、重厚な一枚板のテーブルなのにビニールクロスなんかを被せちゃっている様子。本で例えると、「清貧の思想」(古いな、俺)。

  うん、そうなんだよ。佐々木氏にしても、歌田氏にしても、貧乏臭いんだよ。R30さんやガ島さんも少し臭い始めているね。カッコいいおじさん、って、要するに貧乏臭くないおじさんだと思うよ。ヘンなおじさんよりも余程に臭う。加齢臭とかには気を使うくせに、貧乏臭には鈍感なおじさんたち。


  誤解が無いように、”貧乏”について書いておくね。漫画「迷走王ボーダー」の世界。黒崎さんとマンガを回し読みしているわけではないよ(´・ω・`)。とにかく、この書物を読むと”圧倒的迫力”を理解できる。適当に引っ張り出した一冊(第4巻だった)の中背から引用してみよう。

管理社会とは、それほど悪いシステムではない。少なくとも人々が”明日食う物が無い”という経済状態を脱け去った時にやってきた過剰適応の姿である。ホントは誰も管理していないのに。ボーダーとは、中庸の中(ちゅう)を、節度を、アンケートを価値とする過剰適応たちを腹の底から笑い飛ばす者のことである。

  web2.0とか喧伝する人間に足りことはたくさんあるけども、ひとつは”圧倒的迫力”だね。そして、あまりに足り過ぎていることは、”貧乏臭さ”。たしかに、「臭いから近寄るな!」って罵倒されるのも分かるな(´・ω・`)・・・。

(本稿以上、ネットを切ろう)
※”圧倒的迫力”を”絶対的正義”以上に流行らせたいなあ(´・ω・`)