よそ者

BLUE

　　RCサクセション「よそ者」。「余所者」でもなく、「他所者」でもなく、正しくは「よそ者」である（今、調べた）。名盤『BLUE』に収録されている。名曲であるのはたしかで、

踊れば揺れる　胸に降る　かなしさ
どのくらいかなんて　おいら知らない
けむる　港町

というフレーズが好きだ。

　　アルバム『BLUE』は名曲ぞろいでありながら、シングルカットが無い。なぜかというと「あの娘のレター」がシングル予定であったが、アルバムを聴けばわかるように、一部、モザイク音が被っており、シングルカットできなかったらしい。ちなみにモザイク音で消された言葉は”ポリ公”。

　　そして、アルバム『BLUE』を引っさげてのライブが、武道館ライブ。このVTRは、一時期、２０万円のプレミアが付いたと言われているが、現在ではDVDで観ることが出来る。超絶にカッコ良いライブである。アメリカン・フットボール姿の清志郎が飛び回り歌う。なによりも「スロー・バラード」には泣かずには居られない。ちなみに、アメフト姿は、同時期に行われたR・ストーンズのアメリカ公演のミックをパクッたのではなかろうか？と私は思っている。チガウかもしれない。

（本稿以上）

RC SUCCESSION AT BUDOHKAN [DVD]