栄光に向かって〜♪:アノマリー現象について、その一。

  先日、大和総研が「サザエさんの視聴率が株価に連動している」という、おもしろいレポートをまとめました(http://www.dir.co.jp/research/report/equity-mkt/quants/05021402quants.pdf)。
  
  このように、理論的に説明できないのだけれども、なんだか結果オーライとして関連性が認められてしまう事態をアノマリー現象と言います。日本株は四月に上昇する傾向があるよ!月曜日の株価は高いよ!というような経験則のことですね。
 少し毛色の違ったところでは、有楽町ガード下あたりでお父さんたちが楽しそうに、「栄光の巨人軍九連覇(1964年〜1973年)と我らが高度経済成長は奇妙に一致するのでアル」と楽しそうに語らう光景もよく目にします。
  
  そこで、私も毛色の違うアノマリー「奇妙な一致」を探してきました。
 
THE BLUE HEARTS  その昔、THE BLUE HEARTSという素晴らしいバンドが存在しました。1987年5月1日にシングル「リンダリンダ」でメジャーデビューを果たし、思春期の少年少女の胸を鷲掴みするに止まらず、広く世の中を席捲して社会現象にもなりました。見識の高い人間(私のことです)は、バンドの中心メンバーである二人を評して、「日本のレノン&マッカートニーの誕生に立ち会えたものであるよ!」と声高に喧伝していたものです。
  
  彼らの素晴らしさについて語るにやぶさかではないのですが、朝までかかっても語り尽くせないので、冒頭に述べたアノマリーの切口から、彼らに触れたいと思います。
 
 THE BLUE HEARTSの軌跡と、絢爛豪華でキンキラキンなバブル経済誕生・成長、そして「夢よ、もう一度!っていうか助けてくれ!!」なバブル崩壊の歴史の間には、不思議な共通項が見られるのである。

・・・続きは後日、書かせていただきます。

p.s.
これから、実家に戻って、ちびっ子くんたちと遊んであげるおじさんになります。
遊んでもらう、というのが正確なのですけどね・・・。