言葉

 社説・春秋

春秋(9/14) 秋の雨にも色々あって、夏の名残の夕立は秋驟雨(あきしゅうう)、夏果ててすぐの小雨は秋微雨(あきこさめ)。長雨は秋霖(しゅうりん)、秋黴雨(あきついり)という。涙を灑(そそ)ぐ寂しい灑涙雨(さいるいう)もあれば、霧の小便と呼ぶ地方…

 臭い立つエントリ、歌の話

体調が悪い。眩暈、頭痛は一過性のもので、大したことはなかったのだけど、呼吸困難の苦しさがどうしようもなくて。なにしろ、「呼吸をするな!」って身体が命じるようで、鼻呼吸はもちろん口呼吸も身体が躊躇わせるような状況。ここで、私が倒れると会社が…

 まあ、聴いておくれ。

引用する。飯嶋和一「汝 ふたたび故郷に帰れず」 しかし、誰もが多かれ少なかれ思いどおりにはならないものを抱えている。たいてい人は思うようにならない壁に当たって、自分というものを確かめることになる。現実と呼ぶようなものと向き合わなくてはならな…

 愛することの安易、そして「愛している」と発することの困難。

■晴れているから、あるいは行き過ぎ すみませんでした。やり直していいっすか? ってのが通じるのは、けろやん。なんかの世代までの特権だと思うよ。だから、けろやん。は、もっとどんどんやればいいと思う。やり直しのエネルギーみたいなさ、そういうのも、…

 首物語

昨日は「妙齢」さん、及び「和歌における首」の語源(正しいかは不明ですよ)を探しにでかけた私ですが、今朝は「首」を探しに旅に出ました。 「首ったけ」が異性に対して、ベロベロに惚れまくり、という使われ方がされるようになったのは、「主に近代以降で…

 咀嚼至らぬ言葉

現実世界の幾人かの友人にメールを出しその返信文、あるいは立ち寄る二つばかりの掲示板の幾つかの言葉を噛み締め、繰り返し読んだが、咀嚼するに至っていない。これは、ひとえに私の心が、まだ荒んでいるからに違いない。 そして、別の場所で書いてくれた次…

 恋のカタチ

掲示板で論破されて、悔し涙を流しながら眠った私なので、涙がつらつらと頬を伝う夢をみたものです。で、眠っているうちに、テキストが雷雨の如く、降り注いでいて驚きました。ちょっと、個人的に気になる言葉を拾いましたので、引用しますね。 そして、変な…

 ハンカク先生

いつまでも降り止まない雨を見ていると、ハンカク先生の文章が恋しくなります。ハンカク先生といっても、hankakueisuuさんのことではありません。別のハンカク先生です。さて、恋焦がれて胸がいっぱいな私は、先生が居そうなところを捜しました。「おーい、…

 右翼や左翼、そしてブロガーに告ぐ

「俺は右翼だ!」、「俺は左翼だ!」 とか、叫ぶ全ての者に告ぐ。*1 手前どもは、知っているのか?「右」と「左」の書き順を! 右 左 「ぼくらはみんな臣民だ!」 とか、叫ぶ全ての者に告ぐ。 手前どもは、知っているのか?「臣」の書き順を! 臣 「俺は飛ん…

 言葉の生まれ 

人間というのは、単純な生き物である。単純な生物が言葉を発するとき、意外と言葉の表層だけでなく、頭の中で思っていることが出る。で、生まれたるは掛詞。正確に歴史を調べてみると、掛詞は「隠し詞」から派生したという説がある(今、思いついただけ(´・ω・…

 汚れちまえない悲しみに・・・

ブログに関する雑感 http://d.hatena.ne.jp/noon75/20060626/1151340422 id:noon75、ただのセックス侍かと思っていたら、良いこと書くじゃねえか。 議論とは、お互いの見解の相違を確認することが目的でなされるべきものだが、ブログにおける議論は実際には…

 歌田明弘が実名を謳っている件

※本稿は敬称を略して書きますね。 仮想の国の歌田明弘が、匿名ブログ批判を展開している模様。 日本のネットはなぜかくも匿名志向が強いのか 匿名実名論争には、あまり興味が無いのだけど、書いているのが歌田明弘だからチェックしたよ! 実際のところ、実名…

 うやむやの闇

いろいろあったようだが、(のコメント欄のEreni氏コメント) 私は、自分のやった事をうやむやに放り出し、それでいて人を平気で上から非難する人間たちの罪を、簡単に許すつもりはないんです。 同感。ことのは騒動の騒動だる所以は、「自分のやった事をうや…

 インターバル

web2.0な私なので、はてなブックマークをチェックしています(←前も言ったね(´・ω・`))。 良質な教科書系ウェブサイト集 http://kanou.jp/archives/001064.php 久しぶりに上がっていたので、ちょっと覗いてみたよ。 語源由来辞典 http://gogen-allguide.com/ …

 謝罪の言葉

※このブログの当該コメント欄に書こう、と思ったのですが、長くなってしまったので、エントリで書くことにします。 言葉は自分に返ってくる、と「お別れの挨拶」で書いた、その舌の根も乾かぬうちに、やってしまいました。そこのコメント欄に私keroyaning2が…

 ごめんなさい。

すいません。謝る言葉はあるけれども、ごめん。疲れているので、明日の朝書く。ごめんなさい。

 頑張って、スポンタさん。

思っていたよりもとても元気に活躍されて。何よりです。 でこの記事。穴の開くほど見つめました。ジー・・・・・! さて、私は今村昌平の映画学校の出身でして、無名ながらもマスコミの末端で20年以上仕事をつづけてまいりました。学校時代も、そして人生の…

 上書きする男が歩いている。

※お断わり より読みやすくするために本稿は敬称を略します。また、本稿は、以前書いた「週刊アスキーを購入、そして読んだ。」という私のエントリに対して「ガセネタ書いたな!訴えてやる!!」という訴えを回避することも目的です。 上書きする男がいる。歌…

 連帯を求める人々

滝本太郎先生へのご返事 http://blog.japan.cnet.com/sasaki/2006/06/post_3.html 先日、書き殴った↑エントリについてのエントリでは、触れなかった。いや、正直に語ると「違和感があるのはなんでだろう?」と思っていながら、内容の咀嚼に眼を向けていたの…

 泥濘に塗れて

※客寄せトラックバックを発信しました。 滝本太郎先生へのご返事 http://blog.japan.cnet.com/sasaki/ ふむふむ、というか「ふーん」というか、アチャチャ!というか。現実世界で、焼けた四畳半でブログる私が言うのは、ヘンだけど、あんたという佐々木さん…

 広告塔として偉大なる人 

あられもない言い方は避けるが…… 09:26 http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20060607/1149639998 ブログ世界という、現実世界に比すべきも無き世界の片隅ではあるけれども、片隅世界の重鎮id:finalventが、御高見を述べられたようです。結論を先に述べましょう…

 web2.0はお金の夢を見るか?

平政の刺身を肴にお酒をいただいた昨晩であり、書きたいよねえ!と思いながら、書き忘れていたことを駆け足で、書いてみよう。 BigBang氏の「これで何幕目?---IT記者の「下層報道」はなぜにそもそも。」 に以下の記述がある。 コンピュータやWeb2.0について…

 どんっ!と来たね、現実世界にさ。

※言葉足らずな部分について、追記・修正を行いました。文脈的に重要と思われる部分は、取消線で履歴を残しています(2006年6月3日、6:26頃) ※本稿は、敬称略で書かせていただきます。 村上世彰率いる村上ファンドが新聞紙面を賑わせている割には、日経平均…

 言葉の終焉

嵐の闇夜を抜けると、 五月晴れの朝だった。 しかし、吸い込む煙草の味は、ほろ苦い。 仕事が全然おわんない。なのでしばらくブログ封印します。ブクマには「あとでコメント」ネタがたまっていってるんだけど…。R30::マーケティング社会時評「ブログ封印」(…

 「白樺派を共有する」w、あるいは漫画を共有することについて。

黒崎さんという人がいる。 ネットというバーチャル世界に。 ボーダーという漫画の中に「肝心な時に足をひっぱるのは何時も身内だ」とかいう台詞があって、漠然と思い出していた。 さて、私の本業の研究課題「ボーダーという漫画」を、先んじてパクるな!と言…

 ウォーキン・ワーヅ。

言葉が歩いている。 とても小さな世界が舞台かもしれない。 ブログ世界。 先日、私は山を征服した。ブロゴスフィア山塊を形作る、一つの山だ。言葉は、力を持っている。正確に言い直そう。私は、一つの山に登った、登らせてもらったと。山を征服する。それは…

 ギミックの果て

R30氏が発した言葉だっけかな?「大日本帝国」をギミックにした言葉。なんだか、ネット世界をユラリユラと歩き始めちゃったみたい。 「ことのは」問題を考える http://blog.japan.cnet.com/sasaki/2006/05/post.html で、 「ジャーナリストって」 http://sky…

 ブクマコメントを侮る無かれ、だよ。

さて、幾つか魚拓に保存した。もちろん壊れかけた私が抱える、壊れかけたパソコンさんのローカル部分にもだ。ま、四畳半和室に据えられたパソコンさんなので、頼りにならないというのが、これ現実。 さて。反省なき者。言葉を溜め込んでいる者は、誰だろうか…

 メモしておこう

おもしろい言葉をどっかで書き込んだのでメモしておこう。 新興ステークホルダー・ブロゴスフィア 秘密戦隊ゴレンジャーみたいな響きじゃないかね、ククク。って一人で笑う朝、風は強い。 続きを書いていたら、パソコンが飛んだ。 言葉を弄ぶ者は、言葉に取…